お手入れがしやすいよう天然芝から人工芝への貼り替え工事
リピーター様からのご要望で、天然芝からお手入れのしやすい人工芝への貼り替えを承った際の施工例です。 根の張った天然芝を取り除く作業もなかなか手間が掛かるのですが、貼り替え作業だけでなく、花壇などお庭周り部分も手入れさせて頂きました。
天然芝を剥がす際に大変なのが、芝の根が土にしっかりと張ってしまっているかということです。 根の張り具合にもよるのですが、今回はしっかり目に根が張っていた為、細長いブレードを往復させて切断する「レシプロソー」という電動工具を使用して芝剥がしを行いました。
まずはレシプロソーで芝に正方形上の切り目を入れて剥がしやすくし、その状態になったらフォーク上のスコップを突き刺し、持ち上げるようにして引き剥がします。 これを順々に行い、庭内の天然芝を全て剥がしていきました。 手作業の為、なかなかの作業にはなりますが、細かい部分までくまなく剥がすことができるのが利点です。
全て天然芝を剥がした後は、地面を整えて砂を下地として撒きました。 この下地には砂利を使う方法もあるのですが、もともと天然芝のようなクッション性のない人工芝に下地が砂利だとかなり固めになってしまうので、当社では基本的にクッション性を高めるために下地には砂や土を採用しています。
その後、花壇の曲線も考慮してジャストフィットするようにカットしながら防草シートを貼ります。 際の部分もシートを折り曲げて、隙間も雑草が生えにくいように施工するのがひと手間ですがポイントです。
そして最後に人工芝を貼っていきます。
人工芝も花壇などの際の曲線部分を意識して、ピッタリとはまる様に貼り付けていきました。
人工芝ののメリットとしては、1年中緑の芝を楽しめることはもちろん、日々の手入れがほぼ不要で、維持費もほとんどかからず雑草も生えにくいので、まさに今回のような手軽なお手入れにしたいというご依頼であれば最適な選択だと思います。
ただ天然の芝の肌触りのよさや自然の美しさと香り、そしてクッション性があり滑りにくいというポイントもありますので、お宅の環境によって選択するといいのではないでしょうか。
また今回ですが、人工芝を貼っていく作業と併せて花壇の除草も行いました。 花壇の手入れは人工芝よりは必要となりますが、芝刈りのような大掛かりな手入れは不要ですので、気になった時、定期的に手入れするだけでも違うと思います。
エクステリアとは? エクステリアとは建物の外観や外壁を指し示す言葉で、家の中にあるソファやテーブルなどを表す「インテリア」の対義語として、建物の外周りに設置される工作物や植物等を総称して「エクステリア」と呼びます。 具体的には、 門扉 塀 生垣 庭 カーポート などがエクステリアにあたります。
エクステリアとは建物の外観や外壁を指し示す言葉で、家の中にあるソファやテーブルなどを表す「インテリア」の対義語として、建物の外周りに設置される工作物や植物等を総称して「エクステリア」と呼びます。 具体的には、
などがエクステリアにあたります。