さいたま市緑区 U様邸

駐車スペースとして使用しない駐車場を別スペースとして利用する為のリフォーム例になります。
ありがたいことに、以前門柱を中心にフェンスや駐車場周りをリフォームさせて頂いたお客様のお隣様からお問い合わせいただき施工させて頂くこととなりました例です。

今回のご依頼は、お自宅ご購入時に合わせて作られていた駐車場がお家の正面にあるのですが、お客様が自動車を利用されないこともあり、せっかくある駐車場スペースを他のことにも利用できるようにしたいというご希望でした。

小学生のお子様もいらっしゃるということで、そこで例えばお子様がボール遊びをしてもボールが表の道へ飛び出にくいような、スペースを覆い囲む大きなコの字型の目隠しフェンスを取り付ける施工をさせて頂くこととなりました。

リフォームはどうしても既存の施工物がある中で新しい設備を取り付ける作業になりますので、今回であれば駐車場に敷かれたコンクリートの一部を取り壊し、目隠しフェンスの柱を打ち込む作業を行いました。
特に、フェンスの柱を取り付けたい位置の1ヶ所には排水枡が設けられていた為、その部分は排水枡を避けてコンクリートを取り除きます。

また、お隣のお家との境にあるブロック塀にも高さを併せてフェンスを付け足す施工も行う為、ブロック塀の個所個所にも穴をあけ、付け足すフェンスの柱を立てられるように施工しました。

これでお家側を開けてコの字型にフェンスで取り囲むようにしています。

完成したスペースは横4メートル、奥行きが最長6メートルあり、完全にお家側以外から見えないように覆い囲っていますので、お子様が遊ぶ際でも周囲の目を感じずに遊べますし、玩具やお子様自信が道路へ飛び出す危険性も低減する作りになりました。

お子様の利用以外にも、例えばご家族でバーベキューなどをしたり洗濯物を干したりする際も外からの目線が気にならない空間となっており、多目的に活用できるスペースに生まれ変わりました。

またフェンスの色合いや形状はもちろん、ご自宅の外観や周囲に合わせたデザインと色見合いのものを採用し、後付けでも一体感が出やすいように取り付けています。

今回は合わせて、路面とフェンスの間にロックガーデンが出来るスペースも施工しました。
フェンスの柱を打ち込む際に取り壊したコンクリートの間にあった排水桝は、上から敷き詰めた石の下にあるのでいつでも確認できる仕様になっていますし、石自体を動かせる分、自由なガーデン造りが出来る場所となっています。

中心側のガーデンスペースにはライトも取り付けたので、ドライガーデン用の植物などを植えて夜間にライトが点灯すると、昼とは違った見映えを感じることが出来ると思います。

オープン外構とは？

オープン外構とは、フェンスや塀を設置していない外構のことです。またげる程度の低さのフェンスや生け垣など、目隠しの目的を果たさない囲いがある場合もオープン外構に属します。

• 開放感が出しやすい
• 施工費用を抑えられる
• 風通しがよく、太陽光も多く取り入れやすくなる
• 狭い敷地でも視界が広くなりやすい

などのメリットがあります。

ドライガーデンとは？

ドライガーデンとは、水やりの頻度が少なくても育つ植物を中心に構成された庭のことです。砂利や石、乾燥に強い植物を使って、シンプルでモダンな景観を作るのが特徴です。ちなみにドライガーデンによく利用する乾燥に強い植物としては、

• 多肉植物
• サボテン
• アガベ

などがあり、特に日本では省メンテナンスでおしゃれな外構としても人気があり、特に乾燥地帯に適したデザインですが水資源の節約や持続可能な暮らしを意識するご家庭にも選ばれています。